数十年後のことを言ったら、鬼が合唱するのが聞こえた
アフリカ諸国の統合を目指す汎アフリカ主義は、植民地の独立が始まった今から半世紀前にも存在していて、その夢は、実現されることなく今日に至っている。今週、南アフリカのダーバンで開かれた外相会議でも話し合われ、ガーナで開かれる7月の首脳会議でも更に話し合いがもたれるらしい: "Ministers Prepare Recommendations for Africa's Integration"。
記事によれば、2005年にアフリカ連合(AU)の中で、統合が正式に話し合われるようになったとのことで、この先あと何年かかるのかは分からないが、今世紀の半ばに向けて、アフリカ統合の勢いが増すことは間違いないだろうと思われる。
昨年12月にボリビアのコチャバンバで開かれたラテンアメリカの首脳会議でも、中南米の統合が話し合われ、コチャバンバ宣言としてその可能性が明記された。500年前からある夢だとは言え、実際に議題になったのは画期的なことだと、チョムスキーが書いている: "South America: Toward an Alternative Future"。
民族国家の時代は明らかに過ぎ去ろうとしており、現存する国家の主権を何らかの形で棚上げして、今ある国境を越えた統合体に収束していくことは、今後数十年間の世界の変化として、間違いのないことだと思う。いかに、今日の寡占資本(多国籍企業とか、超大国とか)の敷いたレールにそった統合を阻むか(どのように対抗的なグローバリゼーションを現実のものとするか)が、私たちの闘いの大きな部分になっていくのだろう。
Tags: アフリカ, 汎アフリカ主義, 対抗グローバリゼーション
2007年 5月 11日 午前 12:18 | Permalink | この月のアーカイブへ
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