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2007.05.10

ニアゾバさんの転向と釈放

4月17日の記事で取り上げたウズベキスタンの人権活動家 Umida Niazova さんに関して大きな展開がありました。転向です。BBC の "Confession frees Uzbek activist"、Human Rights Watch の "Human Rights Defender Released"。

2年前の5月に起こったアンディジャンでの住民虐殺に関する反政府的な書類を所持していたことで禁固7年の有罪判決を受けたニアゾバさんの控訴審が8日に開かれました。ニアゾバさんは罪状認否で自分の罪を認め、「自分が意図せず犯した罪を真摯に反省している」「自分の考えは周りの人たちに影響されていた」「自分が働いていた国際組織の一部の人たちに深く絶望している」「自分たちのやった仕事は偏向しており、国民を傷つけた」などと書かれた手書きのメモを読み上げたとのことです。

これを受けて、タシケント市裁判所はニアゾバさんの禁固刑を執行停止しました。釈放の条件として、定期的に警察に出頭すること、仕事を変わった場合などには届け出ること、毎晩10時以降は家の外に出ないことが申し渡されたとされています。

ウズベキスタン政府の圧力によって強いられた「転向」であることは疑う余地もありません。拷問や脅迫などによるものでないことを祈るばかりです。複雑な気持ちではありますが、彼女の釈放を喜びたいと思います。

私にとって、「転向」とは、遠い治安維持法時代の事象のように感じられていたのですが(学生運動等に関わっていた人には、もっと身近に感じられる事柄なのかとも思います)、違う国とは言え、現在進行形でその過程を見ることになったのは、大きな衝撃でした。私たちの社会も強権的になりつつあるように思います。心の準備と言うか、何か教訓をここから学び取る必要を感じています。

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2007年 5月 10日 午前 12:00 | | この月のアーカイブへ

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