カリフォルニア州立大でスト権確立
AP電 "Cal State faculty authorize strike" によれば、米カリフォルニア州の州立大学群の教員組合で、スト権が確立され、早ければ4月にも2日程度のストライキが実施される見込みとなった。
組合員の投票によりスト権が確立したのは、2つある州立大学群のうち、Cal State システムのほう(もう一つは UC システム)。学生総数は40万を上回り、アメリカ最大の大学群である。組合は、約2万3千人の教員の内1万1千人が加盟する California Faculty Association で、投票率80%、そのうち94%が賛成の意志を示したとされている。
カリフォルニア州立大学群では、2年ほど前から待遇改善の労使交渉が行なわれてきたが、合意に至ることができずにいる。同レベルの機関に比べ給与水準が低いことは大学側も認めているとのことで、また、学生自治会の代表も教員給与の低さが原因で大学の競争力が弱まることを懸念すると述べている。
スト権を行使し授業を休講にすることに関して何の戸惑いも感じない教員はいないと思うが、職場としての魅力が減って、よい教員が離れていってしまうことによって学生たちがこうむる不利益は、1回、2回の授業よりも桁違いに大きいとも言えると思う。それは賃金の削減が実施されている日本のさまざまな私学でもそうだし、改革の名の下に運営費交付金の大幅減額の危機にさらされるかもしれない国立大学でもそうだ。
2007年 3月 23日 午前 12:12 | Permalink | この月のアーカイブへ
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