靖国合祀と民主主義
国立国会図書館は、真理がわれらを自由にするという確信に立つて、憲法の誓約する日本の民主化と世界平和とに寄与することを使命として、ここに設立される。
国立国会図書館法の前文です。国立国会図書館が刊行したという「新編 靖国神社問題資料集」について何か情報がないか、国会図書館のサイトを見ていて見つけました。上記の理念に関して、サイトには、「むろん、民主主義は、ひとり国会議員が情報を持つことにより実現するわけではありません。国民が情報を持つこともまた民主主義の不可欠の要素です。このため、国立国会図書館は、「真理がわれらを自由にする」の理念の下、国会に奉仕するとともに、国民の情報ニーズにも応える機関として位置づけられています。」とも書かれています。
新聞報道によれば、新資料集がオンラインで見られるようになるのは5月初旬とのこと(すでに紙媒体では販売されているのですよね。いくらぐらいするのかなあ)。安倍首相や塩崎官房長官は厚生省と靖国神社がいっしょに合祀を決めていたことについて「問題ない」と発言していると伝えられていますが、一人の国民として、十分に情報を得た上で、政教分離という憲法の誓約が守られていたのかどうか、しっかりと判断したいと思います。
今は折しも、憲法を変える地ならしとしての国民投票法案が国会で審議されようとしている時。政府や官庁が本当に憲法を遵守してきたのかどうか、市民に対して嘘をついてこなかったのかどうか、重要で妥当な疑念がある中、次の新しい憲法の話などするべきではないと思います。
靖国神社のみたままつりの写真は、+Jun+ さんが Flickr で CC-by-nc-nd で公開しているものです。Trueamano さんのこちらの写真とどちらを使おうか迷ったのですが、夜の写真のほうが、泥臭いナショナリズムや軍国主義が感じられるような気がして、選びました。
2007年 3月 30日 午前 12:00 | Permalink | この月のアーカイブへ
トラックバック
この記事へのトラックバック一覧です: 靖国合祀と民主主義:
» 過去と向き合わない自民党政権 トラックバック billabong
今日のニュースで、高校の教科書から
沖縄戦の集団自決について、日本軍
「強制」は修正と文部科学省が検定
結果を発表\ということを聞き、驚き
と共にあきれるばかりである。
... 続きを読む
受信: 2007/03/31 1:56:21
» 安倍晋三は日本語が理解出来ないらしい。┐('~`;)┌ 〜戦犯合祀へ国が関与〜 トラックバック ザ・のじじズム
戦犯合祀への国関与「問題ない」=靖国問題で安倍首相見解(時事通信)には耳を疑いました。安倍晋三という男は日本語が理解出来ないらしい・・。┐('~`;)┌== ここから転載 ===================安倍晋三首相は29日昼、戦犯の靖国神社....... 続きを読む
受信: 2007/03/31 15:43:39
この記事へのコメントは終了しました。







この記事の URL をメールで送信する
コメント
こんばんわ♪今日は合祀、教科書問題、イラク特別措置法延長・・・ブリブリつづきです’へ’
投稿: あずーる | 2007/03/31 1:58:37
あずーるさん、
安倍が首相になればこんなふうになることをみんなが承知した上で、手続き上は民主的に選ばれたのだから、しかたないことなのですけれどね。
腹が立つというより、とても心配です。
投稿: うに | 2007/03/31 19:41:47