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2007.03.12

ギリシャで大学紛争が激化

今年のはじめ(1月12日、ギリシャの憲法論議と大学民営化)からギリシャでは大学の民営化をめぐって大規模な運動が続いている。先週の木曜日には、数万人規模のデモが首都アテネで行なわれ、機動隊による催涙弾、ゴム製の銃弾などによる排除によって、数十人の負傷者が出た(Indymedia Athens の記事 "The most severe police brutality against 35.000 of students and teachers in demonstration")。同じくインディメディアの "the student uprising is still fighting all aroung Greece" によれば、抗議行動はギリシャ全土に拡大している模様。現在、各地の大学で合計330学部が閉鎖されている。

Rally in Athens, March 2007, by Indymedia木曜日の紛争激化は、大学教育枠組み法案(frame law for the functioning of the universities)が野党国会議員が欠席する中、与党による単独採決で採択されたことによるもの(国営通信社の記事)。一月の記事で紹介した「改憲」にあたるのかどうか、調査不足で不明だが、報道をまとめると、私立大学の設置が認められたほか、今まで許されていなかった警察による大学構内への立ち入りが認められたらしい。現在、教育予算がGDPの3.5%であるのを5%にまで引き上げるとした与党(新民主党)の公約はまもられていない、とも報じられている

政権が新自由主義的な「改革」を教育の分野でも強行に推し進めようとしていることや、与党が議席数を盾にまともな議論を国会で行なわせず、野党が審議ボイコットなどに訴えざるを得ないなど、とても他人事とは思えないのだけれど、大きなデモが行なわれるところは、やっぱり遠い国の話だと思ってしまう。何が違うんだろう。

写真はIndymedia Athens から。非商用で自由に複製可とのこと。

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2007年 3月 12日 午前 12:00 | | この月のアーカイブへ

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