暖冬のびわ湖
記録的な暖冬で琵琶湖の湖水の異常な低酸素化が起こっているという記事が京都新聞と毎日新聞に載っていました。水温の高い夏から秋にかけて湖底のバクテリアが酸素を消費するために下がった深層の酸素濃度は、冬に外気で冷やされて重くなった表層の水や雪解け水が対流することによって回復するのですが、今年は3月になっても深層は極端に酸素濃度が低い状態が続いているのだそうです。低酸素状態が続けば湖全体の生態系にも影響が出るかもしれないとのこと。
湖や土地全体の水温や気温が上昇してある種の生物の生息に適さなくなる、みたいなのは、素人の私でも想像できるのですけど、こんな形でも影響が出るなんて、環境って本当に繊細な仕組みなんだなあと思いました。
琵琶湖の湖底低酸素化は、この冬に始まったことでもなく、近年の温暖化や周辺地域の開発(特にダムの建設)などで徐々に進行している現象のようです。また、滋賀県琵琶湖環境科学研究センターによれば、同様の現象は世界各地で起こっているようです。心配ですね。
写真は hiromama さんが Flickr で CC-by-nc-nd で公開している「冬の琵琶湖」を使わせていただきました。昨年の2月撮影。
2007年 3月 13日 午前 12:00 | Permalink | この月のアーカイブへ
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