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2007.03.14

水俣病患者認定審査の再開

2004年の水俣病関西訴訟最高裁判決以来止まっていた熊本県の水俣病患者認定審査会が先週末に再開され、新たな水俣病患者が認定されることになったようです。新聞報道(下にリンクをまとめます)によると、審査会は緒方正実さんを「認定が相当」と判断した模様です。

緒方さんは、子どものころから既に非常に高い毛髪水銀値が検査で見つかっていましたが、その資料は伏せたままにされて認定申請を却下され続け、熊本県からは嘘つきの「ニセ患者」のように扱われた人です。昨年夏、県側が対応の不備を緒方さんに陳謝する会見を開いた際、私も傍聴しました(2006年8月20日21日の記事)。

今まで、認定が認められたケースは13%程度に過ぎず、現在も3,000人を上回る申請者がいるそうです。現在の態勢では、認定審査は年間120人程度が限界だとも言われます。今回の審査も、最高裁の示した判断ではなく、従来の基準で行なわれたようです。そういったことを考えると、喜ぶには、まだあまりに早すぎるのかもしれません。

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2007年 3月 14日 午前 12:00 | | この月のアーカイブへ

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