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2007.03.24

不安も臨界

電気事業連合会のサイトにある国際原子力事象評価尺度(INES)。IAEA のサイトにある英語版を分かりやすい表にまとめたものです。

北陸電力の志賀原子力発電所1号で1999年6月18日に「想定外に制御棒3本が引き抜け原子炉が臨界状態とな」ったことが明らかになったのに続いて、東京電力の福島第一原子力発電所3号機で1978年11月2日に「制御棒5本が想定外に引き抜け、原子炉が臨界となっていた可能性が高い」ことが公になりました。このうち、志賀原発での出来事については、INESに当てはめると「北電の紫藤正一執行役員は事故について「レベル0や1でなく、もっと上のレベルと推定している」と述べ、レベル2以上の重大な事態だったとの認識を示した」(北陸中日新聞)と報じられています。

過去の事例では、チェルノブイリがレベル7、スリーマイルアイランドがレベル5、バケツでウランを運んでいたら臨界に達したという株式会社ジェー・シー・オーの1999年の事故がレベル4、美浜2号機が1991年に起こした蒸気発生器の細管破断がレベル2、1995年のもんじゅの事故や2004年の美浜発電所3号機の事故がレベル1にあたるそうです。

レベル2の説明を見ると、所外への影響は「安全上重要ではない事象」ですが、「所内のかなりの放射性物質による汚染/法定の年間線量限度を超える従業員の被ばく」もしくは「深層防護のかなりの劣化」が基準とされているようです。

あまり素人にはピンと来ません。むやみやたらに心配しないほうがいいのかな。ただ、各社の報道発表で「想定外」だったとされているのがとても気になります。原子力発電を推進するにあたって、ありとあらゆる想定をした上で安全だと主張されているのだと思っていたものですから。

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2007年 3月 24日 午前 12:00 | | この月のアーカイブへ

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