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2007.02.04

ビルマへの旅

ビルマ(ミャンマー)の反体制運動を国外から支援している The Irrawaddy 紙が2007年2月号でビルマへの旅行に関する特集を組んでいます。ビルマへの旅行については、軍事独裁政権による自宅軟禁が続いているアウンサン・スーチーさんが2002年のBBCによるインタビューで「旅行客としてビルマを訪れるように人々に勧めるような状況ではない」と語り、自粛を呼びかけています。そのわりに今回の特集は「行くか行かないかは一人ひとりが決めてください。もし行くのなら、こういうことに注意してください」といった感じで書かれているのが特徴的です。

"The Moral Minefield" という記事では、海外から観光客が訪れることが民主化を促進し、人権弾圧を防止する面もあるのではないかと問われて Aung San Suu Kyi さんが「ビルマの人々は、自分たちが抱えている問題が何であるかをだれよりもよく知っています。自分たちが何を求めているかも知っています。彼らは民主主義を求めているのです。そして、多くの人がそのために命を失いました。旅行客がビルマの人たちに対して、彼らの置かれている状況について何か新しいことを教えることができるかもしれないなどと考えるのは見下したような考え方ですし、人種差別的です」と答えたことが紹介されています。その上で、ボイコットに疑問を持ち、自分の目で確かめてみたいのなら、ぜひ行くべきだとし、「ただし、もし行くのなら、独裁から自由になって自分たちも旅したいと願っている普通のビルマの人々に寄り添ってほしい」と結んでいます。

"Publish and Be Damned?" では、イギリスの The Burma Campaign UK が、ビルマへの旅行ガイドを出版している Lonely Planet シリーズのボイコットを呼びかけていることが紹介されています。Lonely Planet Myanmar (Burma) が、その記述の中で、可能な限り政府系の施設等を利用しないように心がけている様子も紹介されています。Lonely Planet のガイドは、私はどこに行く時も必ず購入するのですが、うーん、どうしましょう。とりあえず、今回はアマゾンや出版社へのリンクを張らないことにしてみます。

"Traveling in Burma" には、実際に何回かビルマを訪れた人による、交通事情、闇の通貨レート、インターネット事情など、実用的な情報が含まれています。

"An Alternative Tourist Trail" は、もし行くのであれば、心ある人に見てほしい場所、軍事政権にとってはあまり旅行者に訪れてほしくない場所のガイドです。アウンサン・スーチーさんの住所は、ラングーン(ヤンゴン)市内の、54 University Avenue Rd., Bahan Township だと紹介されています。Min Ko Naing さんは 16/2 Ward, Waizayantar Rd., Thingangyun Township とのこと。

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2007年 2月 4日 午前 12:00 | | この月のアーカイブへ

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