パリの赤いテント
Middle-Class French Join Sleep-In Over Homelessness というニューヨーク・タイムズ紙の記事で知ったのですが、ホームレスの窮状を訴えるため、パリのおしゃれな住宅街で泊まり込みのデモが続いています。12月中旬から、パリ10区サン・マルタンの運河沿いの舗道に SDF(= sans domicile fixe、住所不定)と書かれた赤いテントを並べ、200人あまりの人がホームレス生活を体験しつつ、行政に対して「家に住む権利」を保障する施策を求めています(日本の語彙で言うと、「健康で文化的な最低限度の生活を営む権利」でしょうか)。主催しているのは Les Enfants de Don Quichotte(ドンキホーテの子どもたち)という団体です。JanJan に関連記事がありました。
街にはきっと、冷笑したり腹を立てたりしている人もいるだろうし、逆にこんな甘っちょろいことじゃだめだと言う人もいるのでしょうけれど、私なんかは、こういうのなら、すっと入って行けそうな気がしました。だれかいっしょにやりませんか?
上に掲げた、ちょっと美しすぎる写真は、Arslan さんが flickr で CC-by-nc-sa で公開しているものを使わせていただきました。12月24日撮影だそうです。
あおざかなさんのブログにある神戸・尼崎越年越冬活動の案内にトラックバックを送ります。後ほど、カンパを送っておきます。
2007年 1月 4日 午前 12:00 | Permalink | この月のアーカイブへ
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そちらの「赤いテント」のことをリンクしました。 続きを読む
受信: 2007/01/05 22:01:15
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あーあ、ニホンのほんとうに美しいニュースを取り上げたいよーなのに心が小躍りするのは外国のニュースばかりでトホホだー愛国心があるからこそニホンを良くすることを考えてるつもりさ。だからまたまた他国を褒めちゃいま... 続きを読む
受信: 2007/01/14 9:12:50
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コメント
5日付の毎日新聞では、「体験テント運動結実 「居住権」法案提出」「仏首相 ホームレスに共感?」となっていて、仏ドビルパン首相が「少なくとも暫定的な避難施設など、適切な住居がすべての人に提供されるべきだ」と発言していました。野宿者を排除するのが普通になってきているこの国とはだいぶ違うのかな?
投稿: ビー | 2007/01/05 18:28:19
ビーさん、コメントとトラックバックありがとう。
なにせ、とても浅薄な「美しさ」の定義を首相が振りかざす国だからねえ、とか、皮肉を言っても効果はなさそうだなあ。私もあおざかなさんに倣って、大阪市にファクス送ってみようかな。
投稿: うに | 2007/01/05 23:06:14