ネルーダの歌
Neruda Songs ― チリの詩人パブロ・ネルーダの愛のソネット集から5篇を選んで Peter Lieberson さんがメゾソプラノである妻 Lorraine Hunt Lieberson さんのために作曲した歌曲集。指揮 James Levine、演奏ボストン・シンフォニー・オーケストラ。
私に音楽の素養がないために的確な描写ができないのがとても悔しいですが、とにかくすばらしいです。若いころに読んだネルーダは、はしたないほどに情熱的だった記憶があるのですが、曲はわりと「秘めた愛」的な響きがあるように思います。マーラーのように芳醇に聞こえるところもあるし、シェーンベルクみたいにクールなところもあるし、ショスタコービッチのように不安をかき立てるところもあるし。21世紀初頭の名作として後代まで残るのではないかとさえ思えます。
NPR で一部分が聴けるようですので、ぜひ。買ってから知ったのですが、歌っている Lorraine Hunt Lieberson さんは、2006年の7月に、がんで亡くなったそうです。CDの5曲を聴いて、ネルーダのソネットをもっと聴いてみたいと思ったのですが、それはかなわぬ願いであるようです。
すべてのクラシック音楽愛好家、パブロ・ネルーダの愛読者にお勧めしたいと思います。そして、Lorraine Hunt Lieberson さんのご冥福を祈ります。すばらしい音楽を与えてくれて、ありがとう。
2007年 1月 23日 午前 01:25 | Permalink | この月のアーカイブへ
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コメント
はたまた、ここでもお邪魔します。制作会社のサイトなのですが:
http://www.nonesuch.com/nerudasongs/
ここに入ったところ、ある一曲がほとんど全部演奏されていました。太っ腹すぎます。
投稿: bakocutei_ponta | 2007/01/29 7:48:58
リンクご紹介ありがとうございます。このCD、ほんとにいいですよ。毎日聞いています。
投稿: うに | 2007/01/29 23:59:11