世銀報告が新自由主義に厳しい評価
The Persistently Poor ― ワシントン・ポスト紙の記事。12月8日付け。世界銀行の内部独自評価で、世銀の新自由主義的な方向性に疑問を投げかける結果が出たことを伝えている。評価報告自体は10月に出たもののようだ。
最貧国25か国において、1990年代半ば以降、貧困の緩和が起こったのは11か国にとどまり、それ以外の14か国では貧困の度合いは横ばいかむしろ悪化する傾向が見られたという。このような傾向は世界全体にも当てはまるとしている。特に状況が悪いのは、非都市部で、国全体の経済が拡大しても、非都市部はその発展から取り残されることが多い。その一方、より平等な富の分配によって、経済成長の度合いは大きくはないものの貧困の撲滅に大きな進展を見せた国としてブラジルがあげられている。
調査はまた、通貨の自由化、年金の財政健全化、公共サービスの規制緩和や民営化などばかりに注意を集中し、弱者の保護を顧みなかった世銀の政策に異議を唱えている。経済発展が貧困緩和の大前提とするような考え方の行き詰まりを率直に映し出しているように思える。
世界銀行内部でも、ネオリベラリズムや早急なグローバリゼーションに反対する意見が強まってきたことは、注目すべきことのように思う。
まだ読んでいないのだけれど、報告書 Annual Review of Development Effectiveness 2006 はここ。世銀執行部からのコメントらしきものもある。
2006年 12月 10日 午後 01:16 | Permalink | この月のアーカイブへ
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◆◆チーム安倍政権は、教育基本法と言う急がなくても良い課題に取り組み、道路特定財源に一般財源化という、最も重要な改革に怯んだために、完全に、日本の知識層と伝統的保守陣営から見放されたようだ。
◆◆本間氏のスキャンダルが雑誌に載ったことで、安倍政権は釣瓶落としのように、求心力を失い、安倍政権は崩壊する危険性が高くなった。
◆◆森元首相は、安倍氏が危機に陥った場合、福田康夫氏の温存を仄めかしていたが、現実味を帯びてきた。
⇒
本間税調会長、愛人と官舎生活…税トップのモラルは?
政府税制... 続きを読む
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コメント
すみません、トラックバックが重複してしまいました。
投稿: ビー | 2006/12/11 21:46:24
ビーさん、こんにちは。
トラックバックありがとう。一つ消しておきました。
ビーさんの調子がよさそうなので、喜んでいます。当方、あまり状態がよくない。脳の処理能力が極端に低下中。
投稿: うに | 2006/12/11 23:33:54