各国で進む同性婚の認知
マイノリティが、その社会のマジョリティと変わるところなく、人間らしく自分らしく生きていける社会にしていくという理想を少しでも現実のものにしようと考える時、同性婚の法的な確立は、当事者でなくとも、強く求めていかなければならない課題だと考えている。
昨日は、三つの国から、同性婚の認知が進んでいるというニュースが届けられた。
アメリカで唯一、同性婚が合法化されているマサチューセッツ州では、反対派が同性婚は違憲とする州憲法修正案を提案していたが、それを否決して今期の議会を閉会した(ボストン・グローブ紙の記事)。
メキシコでは、首都メキシコ市の議会が同性間の民事婚(civil union)を合法化した。同性婚容認派の市長が署名した後、120日で発効する。今回の論議では現地のカトリック教会も表だった反対活動を行なわなかった(El Universal 英語版の記事)。
南アフリカでは、議会の the Home Affairs Portfolio Committee が同性間の民事婚を認める法案を可決し、来週初めに本会議に送られる。与党 ANC が賛成しているので、法案成立は間違いないと言われている(AP電)。同性愛に対して偏見の強いアフリカで(記事によれば、現在でもジンバブエ、ケニア、ウガンダ、ナイジェリア、タンザニア、ガーナなどの国で同性愛が違法とされている)同性婚が認められるのは初めてとなる。ちなみに、アパルトヘイト終焉後に制定された憲法で、南アフリカは性的な指向に基づく差別を禁止している。
2006年 11月 11日 午前 12:00 | Permalink | この月のアーカイブへ
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