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2006.09.14

猫と受難

ここ一週間ほど、まじめ路線でしたが、今日はおもしろニュースでお茶を濁します。一応、現代最大の対立局面であるアメリカ対イスラム社会の両陣営から一つずつ。

猫と聖戦 ― テネシー州のレッドバンクという町で、隣のおばさんが食べ物をあげるものだから野良猫が増えて困ると言って、ある男がわなを仕掛けて、20匹ぐらい捕まえたらしい。で、そのことを "Feline Jihad"(ネコとの戦い) という題で地元の新聞に書いたら、あいつは猫を殺しているんじゃないかという疑惑が起こり、警察が調べに入ったという話。男は、捕まえた猫は農場に連れて行ったと主張している。この男、拳銃を持って悦に入った自分の写真を載せたりしているし、「聖戦」などという語をおもしろがって使ったりするし、あまり私の同情を誘わない。

猫と預言者 ― サウジアラビアでは近年ペットを飼う人が増えてきて、高価な犬や猫を見せびらかしたりする人も出てきた。そういうのは西洋かぶれの風習だということで、Muttawa という宗教警察がジェッダとメッカの二つの町で犬や猫の売買を禁止する措置を取った。もともと犬はイスラム社会では穢れたものとされることもあったので、だれも驚かなかったが、猫もダメというのは驚きをもって迎えられた。預言者ムハンマドは自分の清めの水の皿から猫が水を飲むのを許すほどの猫好きだったと伝えられているからである。

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2006年 9月 14日 午前 12:00 | | この月のアーカイブへ

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