« ビッグ・ブラザーが図書館にいた | トップページ | 地下鉄のスト »

2005.12.20

史上最も偉大なる男が表彰された

ボクシングの元オリンピックチャンピオンかつプロの元ヘビー級世界チャンピオン、モハメド・アリ(Muhammad Ali)が、その生涯にわたる公民権運動や国際平和に関する活動の功績を認められて、ドイツのオットー・ハーン平和賞(Otto-Hahn-Friedensmedaille)を受賞しました。隔年で授与される賞だそうで、過去にはこんな人たちが受賞しています。

生まれた時に付けられた名前(Cassius Clay)は奴隷所有者の一族の名前だとして、その名で呼ばれることを拒んだり、ベトナム戦争の時代に兵役を拒否して世界チャンピオンの称号を剥奪されたり、ザイール(現在のコンゴ民主共和国)キンシャサでの劇的な闘いで王座を奪還したり、文句なしに「すごい奴」ですよね、彼。惚れてます。 "Float like a butterfly, sting like a bee" (蝶のように舞い、蜂のように刺す)は当時、世界的な流行言葉になりましたよね。まあ、アントニオ猪木さんとのやる気のない対決でがっかりさせられることもありましたけど…

引退後はパーキンソン病と闘ってきた彼。その病をおしてアトランタ・オリンピックの聖火点灯者となったのは、もう10年近く前だったのだと気が付きました。ぎこちない動作で聖火を灯すモハメド・アリを見て、目頭が熱くなったのは、昨日のことのようです。私事になりますが、この十年の間に、私の知り合いのパーキンソン病患者が死にました。アリよりも年上だったので、仕方ないのかもしれませんが、ここにもアリの力強さを私は感じてしまいます。

グーグルで調べたところ、日本ではライブドアニュースがAFP/時事電を掲載しています。英語メディアはたくさんありましたが、ちょっと現状肯定的(保守的)な臭いのするサイト HappyNews.com の記事にリンクしてみます。

私の拳は弱いけれど、力の限り握りしめて、Muhammad Ali, the Greatest of All Time にパワー・サリュート!

2005年 12月 20日 午前 12:00 | | この月のアーカイブへ

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 史上最も偉大なる男が表彰された:

コメント

コメントを書く