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2005.12.04

チラシの上の自衛隊

景気が少し上向いてきたのか、新聞折り込みの求人広告が少し増えたような気がします。私は今のところ現在の職場を辞める予定がないので、ふだんは全然目を通さずにいるのですが、先日ちょっと目を引くイラストの入った広告がありました。昨日が試験だったみたい。

 

「多様な職域で」云々とあるわりには、イラストがステレオタイプに堕している気がします。

「特殊勤務手当」とか、「特地手当」とか、興味津々。どこで何を? 問い合わせてみようかな。 でも私は年齢制限に引っかかってしまいますね。相手もいそがしいだろうから、やめておこう。

「受験資格:18歳以上27歳未満の男子」という記述に、「あれっ?」と思いましたが、男女雇用機会均等法(本当はもっと長い名前らしい)の第5条「事業主は、労働者の募集及び採用について、女性に対して男性と均等な機会を与えなければならない」は自衛隊員には適用されないんですね(第28条、「…及び自衛隊法(昭和29年法律第165号)第2条第5項に規定する隊員に関しては適用しない」)。

地震とか洪水などの際には頼りになる存在ですし、いい人が入って、生き甲斐を持って働けるといいな、と思います。ただし、「国際貢献」については、私は甚だ疑問に思います。特に、周りの空気に押されて心ならずも旅だって行く人がいないといいのですが。また、突き詰めて考えれば、「国の防衛」についても、もっと落ち着いた議論が必要なのでしょうけれど、今の世の中の雰囲気だと、かけ離れた議論の前提を折り合わせていくのは、なかなかむずかしそうです。

それにしても、イラクやその周辺にいる自衛隊員の人たちへの「殺すな、殺されるな」という私たちの願い。この願いがかなっているうちに帰れるといいですね(実際に引き金を引く人以外は「殺す」の主語には立たないという解釈で書いています)。一刻も早い撤退を!

2005年 12月 4日 午前 12:01 | | この月のアーカイブへ

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