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2005.12.02

後日談

11月29日に書いた国民保護法に基づく実動訓練の件について、昨日、福井県危機対策防災課の方から電話でお返事をいただきました。NHK に連絡を取り、私が異議を唱えた発言が実際に行なわれ、報道されたことを確認してくださったそうです。その上で、(1) かの発言は不適切であると考えられるので、今後そのようなことがないように最善の努力をするつもりだということ、そして、(2) 今回の発言の当事者にも悪意があったとは思われないので、個人を特定して責任を追及するようなことは考えていないということをお話しくださいました。

話し方などから、単に“言葉”が悪かったのではなく、もっと根本的な問題として認識してくださっているように思いました。

豊富な経験や理論的な洞察を備えた人ならば、人々の“悪意の不在”の中に、私が感じた“無神経さ”よりも深いもの、つまり差別や偏見の問題があることを解き明かし、それを糾そうとなさるかもしれません。そのような見極めや実行は私には荷が重すぎます。

私はむしろ、今回の出来事によって私もこの県庁職員の方やそのまわりの方々も、有事法制という仕組みによって私たちみんなが暴力的な構造に参与することを余儀なくされてしまったことに気が付いたという事実に高い価値を見出そうと思います。

2005年 12月 2日 午前 12:59 | | この月のアーカイブへ

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