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2005.09.14

選挙と青い鳥

私自身の中では、投票前夜に書いた記事が今回の衆議院選挙の総括でした。小選挙区制のもとでの野党共闘のありかたとか、いろいろ考えるべきことはあると思うのですが、政治には詳しくないので分析ができないのが残念です。もっと普段からしっかり考えるようにしておかないとだめですね。

衆議院解散後に読み返した本から引用:

二〇世紀から二一世紀への世紀転換期を振り返ってみれば、シュトルム・ウント・ドランク(疾風怒濤)の構造改革の時代であった。「改革」「改革」と連呼され、血を吐く思いで人々が改革の痛みに耐えてきた構造改革の時代であった、と後世の歴史家はこの世紀転換期を語りつぐにちがいない。…改革の痛みに耐えても、幸福の青い鳥など見つかるはずもない。未来への深い絶望は、長きにわたって改革の痛みに耐えてきたにもかかわらず、その努力が報われなかった深い悲しみのエピローグなのである。― 神野直彦『人間回復の経済学』(岩波新書、2002)

数年後ぐらいには、「このままでは地方財政が破綻するから水道の民営化を促進しよう」などとやっているのでしょうかね、私たち。う~む。

私がいつも読んでいるブログのいくつかにトラックバックを送ります。論点がずれているかもしれませんが、すみません。

2005年 9月 14日 午前 02:11 | | この月のアーカイブへ

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選挙って、綱引き一発勝負でいいのでしょうか。 昨日の記事「劇場選挙、声が正確に届 続きを読む

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昨日紹介した,アインシュタインの社会主義支持論の引用を追加し,少しコメントします. 冒頭,非専門家が社会主義について発言することの意味と必要性を述べています.これは,E.サイードが『知識人とは何か』で述べている「アマチュアリズム」にも通じるものです. 中程より少し後(冊子では7ページ右下)から,一つのパラグラフを紹介します.この終わりの部分は,「ラジオ」を「テレビ」に置き換えれば,今度の選挙の結果の評論であったとしても決しておかしくありません!  私的資本は集約されて寡占状態に向かう.それは一つ... 続きを読む

受信: 2005/09/20 17:13:20

コメント

うにさん、こんばんは。
TB送っていただいたのに、ブログのTB用URLの設定を間違えていて、御迷惑をおかけしました。申し訳ありません。m(_’_)m

神野先生だけでなく、松原隆一郎氏も、小泉「構造改革」は大企業、大銀行のための改革だと指摘されています。僕自身、マル経だけでなく、こういう近経の先生方の議論もきちんと勉強してみたいと思っています。

投稿: GAKU | 2005/09/15 0:13:31

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