« ナショナリズムという悪疫 | トップページ | くじら »

2005.05.20

1675年の法律

似非文語風に訳してみます。1675年にマサチューセッツで定められた法律です。実は今までこの法律がそのままになっていて、一昨日の19日まで、ボストンの市内にアメリカ先住民が(あるいは私たちのような外国人が)足を踏み入れることは違法だったのだそうです。

より有効なる手立ての講じられぬ限り、野蛮な連中が、ないしは我が民族以外のいかなる異邦人も、ボストンの町に入る、あるいは居住することによつて、我々が危害を被らむと恐るるに足る根拠が未だに残つていると認めらる。… 第二に、この町のロクスベリイ寄りの境界に番兵を置き、いかなるインジアンも知事もしくは町議会に予め申請せざるまでは、町に入ることを阻むべきこと、 … 牢獄にあらずは町内に宿泊するは能わざること、帰還の際は再び番所にて取り調べるを受けるべきこと。

で、めでたく、2005年5月19日にマサチューセッツ州議会でこの法律の廃止が可決されました(まだ、知事が署名しないと有効にならないそうですが)。マイノリティのジャーナリストの団体が、この法律が撤回されない限りボストンでは大会を開かないと申し立てた結果だとのこと。

私は「日本は長い歴史のある国」「アメリカは若い国」みたいな考え方を無批判に受け入れてきていたのですが、ちょっと考え直さなければならないなあ、と思いました。

2005年 5月 20日 午後 04:36 | | この月のアーカイブへ

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/12988/4207435

この記事へのトラックバック一覧です: 1675年の法律:

コメント

コメントを書く