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2005.05.07

郵便局と手話通訳

Deaf Connexions ― イギリス東部 Norfolk 州のろう者の団体。手のひらのアイコンをクリックすると、Internet Explorer のプラグインのダウンロードを促される。プラグインを導入して手のひらのアイコンをクリックすると、Guido と呼ばれる仮想現実の人物(アバター)がその記事の内容を英国手話(British Sign Language)で示してくれる(まだ BSL に翻訳された記事は少ない。Services のページに三つ)。

バーチャル・リアリティによる手話の提示は、University of East Anglia で行なわれている手話機械翻訳研究の成果の一部らしい。TESSA (TExt and Sign Support Assistant)と呼ばれるその研究では、音声認識と、英語から HamNoSys (Hamburg Sign Language Notation System)で記述された BSL への機械翻訳、そして仮想現実によるアニメーション提示という流れで手話通訳を実現する。当面は郵便局における会話の仲介を目指しているらしい。

私は英国手話を知らないので、母語話者の目にはどのように映るのかは分からないが、Guido の動きはとてもなめらかである。今までに実用化されている音声認識の精度や機械翻訳の実用度を考えると、先は長いように思われるが、地道な研究の進展に期待したい。

この仮想手話通訳の話題は、BBC の Virtual signer for deaf web users という記事で知った。5月2日から8日まで、英国は“ろう者を知る週”(Deaf Awareness Week)である。

2005年 5月 7日 午前 09:40 | | この月のアーカイブへ

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