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2005.03.09

ジュリアーナ・スグレナさんの手記

My truth ― イタリアの新聞 il manifesto 紙に掲載されたGiuliana Sgrena さんの手記(英訳。CNNにも転載されている)。別の英訳が Z-Net にもある。スグレナさんは、イラクで武装グループから解放された後、路上で連合軍兵士から銃撃を受けて負傷した。空港から1kmのところで突然銃撃され、彼女をかばおうとした Nicola Calipari さんが一瞬にして息を引き取ったと書かれている。彼の冥福と、残された家族や友人たちの心の平安を祈る。

手記の後半(CNN による日本語訳にはこの部分がない)は拉致されてから解放される朝までの描写である。スグレーナさんは、武装グループが彼女を殺そうとする気配はなかったこと、彼女が解放された後にありのままを話してくれそうだからこそ拉致したと言われたことなどを語った後で、戦争がイラクの人々の心を殺伐として閉ざされたものにしてしまった現実に直面し、危険を冒し報道を続けてきた自分の努力が無駄に終わってしまったのだろうかと問うている。

それは違う。彼女の努力はまだ実を結んではいないかもしれないが、きっといつの日か、この戦争の真実をイラクの人も世界の人も共有する時が来るはずだ。彼女の仕事は、それを築くための大切な煉瓦の一つだ。

2005年 3月 9日 午前 01:11 | | この月のアーカイブへ

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