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2005.03.07

奴隷

「奴隷のような苛酷な境遇」、「奴隷のようにこき使われる」、等々。 私にとって、「奴隷」という言葉は遥か昔の歴史を語るためのものである他には比喩の媒体としてしか存在していなかった。

Niger cancels 'free-slave' event ― アフリカ中西部のニジェールで「奴隷解放」の式典が中止されたという BBC の記事。ニジェールでは2003年の5月に「奴隷の所持や売買」を禁止する法律が施行された。現在でも約43,000人が「奴隷」であると考えられるという。この記事のリンク集からたどり、Anti-Slavery International というサイトを見た。ニジェールについてはこのページを参照。現代に(というか、さらに焦点を絞って、現在)、奴隷と呼ばれる人たちが実在することを知るのは、私にとって大きな衝撃だった。

敷衍して考えてみれば、日本における人身売買の実態をアメリカ国務省の Country Report on Human Rights Practices (Japan) が指摘したことも記憶に新しい。同様な趣旨の米国務省の人身売買報告書の日本に関する項目が日本語で読むことができる。

2005年 3月 7日 午前 12:05 | | この月のアーカイブへ

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コメント

金儲けばかりを考えている現代の派遣会社や中小企業の社長らは奴隷商人だと思います。1日15時間労働で月10万円以下の給料で、保険も年金も何もなしという環境で働かされている若者が今、ものすごく多いです。しかも、働かされている本人達は気がついていないことが多いんですね。もっと多くの人に気がついてほしい。そして、若者がもっと活き活きとした社会になることを願っています。

投稿: k | 2005/10/10 0:59:15

kさん、コメントありがとうございました。酷い職場もあるんですね。15時間ぐらい働く人も、手取りが10万いかない人も、保険・年金がない人も知り合いにいますが、幸いなことに、三拍子そろった人は私の周りにはいません。たぶん。

投稿: うに | 2005/10/10 22:29:44

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