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2005.03.15

ストックホルム・アピール

私たちは諸国の住民に対する威嚇と大量殺戮の兵器である核兵器の完全禁止を要求します。
私たちはこの禁止措置の実行を保証する厳重な国際管理の確立を要求します。
私たちは、どんな国に対してであれ、最初に核兵器を使用する政府が人道に対する罪を犯す者であって、戦争犯罪人として取り扱われるべきだと考えます。
私たちは世界中の善意の人々に対して、このアピールに署名することを呼びかけます。

1950年3月15日から、平和擁護世界委員会(Conseil mondial de la Paix) という大会がストックホルムで開かれ、19日、上記の「ストックホルム・アピール」という宣言が採択されたらしい。そして、半年あまりで全世界から5億筆にのぼる署名が集められたそうだ。当時の世界の人口が25億人であるから(署名が旧共産主義国にかなり偏っていたとは言え)、今から考えれば、驚くような数字である。これがその年に勃発した朝鮮戦争での核兵器の使用を抑止する大きな力になったことは想像に難くない。

このストックホルム・アピールから半世紀以上が経ち、私たちはインターネットという高速で双方向の通信手段を手に入れたが、そこで行なわれている議論の何と稚拙で“ちっぽけ”であることか!

2005年 3月 15日 午前 12:01 | | この月のアーカイブへ

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