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2005.02.10

ジブチがマプト議定書批准

東アフリカのジブチが女性性器切除(FGM = female genital mutilation)を禁ずる Maputo Protocol を批准した(IRIN の記事)。ジブチでは98%の女性がFGMを受けていると言われている。世界中では、FGMを受けた女性は1億3千万人にのぼる。

マプト議定書(英文 PDF、144k)は、African Union が2003年7月11日にモザンビークのマプトで採択した「アフリカの女性の人権憲章議定書」。女性の人権擁護規定、社会参加の促進、人間の安全保障的な定めなどのほか、女性性器切除を禁ずる法的手続きを取ることを定めている。15か国の批准により発効するが、まだジブチが9か国目である(他の批准国はComoros、Libya、Lesotho、Mali、Namibia、Rwanda、South Africa、Senegal)。

発効までにはまだ時間がかかるだろうし、批准した国でも慣習が廃れるまでにはさらに時間がかかるだろうと思われるが、着実に普遍的な人権概念が広がっていることを、そして文化、伝統、宗教、内政などの幕によって覆い隠された差別や偏見が減っていくことを、まずは喜ぼう。

女性性器切除に関しては、池田光穂さんのページが詳しい。今、私が示したような素朴な喜び方を戒める内容でもある。FGM廃絶を支援する女たちの会(わーふ)のサイトによれば、マプト議定書批准国以外にも、FGMを国内法で禁止している国々がある。 

2005年 2月 10日 午前 12:16 | | この月のアーカイブへ

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