ビルマの政変、その後の短信
台風で授業が中止になった日、ビルマ(ミャンマー)から来たその留学生に最初に政変のニュースを教えたのは私だった。ニュースサイトを見せてあげたら、どんどん不安でいっぱいの顔になった。「政権内部での抗争であって、市街は平穏らしい」と付け加えたが、慰めにはならないようだった。
先週、家族から手紙が来たと教えてくれた。ラングーン(ヤンゴン)市内は、みんな緊張はしているが、危険ではない。物価が上がって困っている、と書いてあったそうだ。
この一か月、あまり注意を払っていなかったので、罪滅ぼしに、BBC の記事、Irrawaddy の記事などをもとに政変劇の主な登場人物をまとめてみる。
- Khin Nyunt ― 前首相。10月19日に汚職容疑で解任され、現在も自宅軟禁状態。諜報機関の長だった。穏健派と見られており、現実派として、改革にも着手していた。
- Than Shwe ― 軍の最高指導者。 1992 年より元首。Aung San Suu Kyi さんなど野党に対して非常に強硬な態度をとっている。少数民族に対しても非寛容。
- Maung Aye ― 序列第二位。強硬派。麻薬組織と関係があると言われている。排外主義的。
- Soe Win ― 新首相。前、空軍司令官。Than Shwe の腹心で、反対派に対しては強硬姿勢だと言われている。
- Thien Sein ― 軍政当局の第一書記。
2004年 11月 14日 午前 12:06 | Permalink | この月のアーカイブへ
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