« リブリエにまつわるエトセトラ | トップページ | 脳は何色 »

2004.06.21

少女の心の軌跡

佐世保市で小学6年生の女の子が親友に切りつけて死なせてしまった今月1日の事件。大阪にある特別養護老人ホーム愛港園の施設長、廣田憲司さんという方がブログで、その女の子が書いたとされる詩や日記を取り上げ、彼女に何が起こったのかを読み解こうと試みていらっしゃいます。

私は最近、テレビや新聞を遠ざけて暮らしているので、この事件のことをほとんど知りません。私にはこの件について論じる資格が全くなく、書かないほうがいいのかもしれないと思いつつ、一言だけ書き留めておこうと思いました。

取り上げられた詩や文を読んで、はじめは世界と自分の一体感を感じているが、その後に裂断が生じつつあることに気づき、やがて自我の崩壊に向かう、という彼女の心の軌跡が見えるような気がしました。というか、自分自身の経験になぞらえて読んでしまっているのかな。私の場合、心は静かに内破したのだけれど。

2004年 6月 21日 午前 05:36 | | この月のアーカイブへ

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 少女の心の軌跡:

コメント

 トラックバックありがとうございます。拙い文章なのでリンクされると恥ずかしいかぎりです。戦争とか暴力が公然と横行していく社会に対して子供たちの鋭い感受性がどのように歪められていくのか。そんな視点で事件を見てみたいと思いました。
 初めてブログを読まさせていただきました。「壊れる前に…」というタイトルのイメージとは違って、落ち着きのある文体に読んでいて大変気持ちよく感じられました。
 また、時々のぞきに来たいと思います。よろしくお願いします。

投稿: hirota | 2004/06/22 16:20:29

コメントを書く