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2004.06.14

拷問に関する米司法省の内部メモ

The Washington Post が2002年8月付けの米司法省のメモを掲載しました(PDF, 2.8MB)。拷問の許容範囲などに関する米政府の法律顧問の見解という位置づけです。先週紹介した2003年の国防省のメモは、これをもとに書かれたものです。

冒頭で既に「国際的に、残虐、非人間的かつ下劣な取り扱いとされていても、拷問の定義に合うような強さの痛みや苦しみを伴わない場合が多いことは明らかだ」といったことが繰り返し書いてあり、先に進む勇気を失いました。よって読解は保留。

2004年 6月 14日 午後 05:24 | | この月のアーカイブへ

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コメント

うに さん、

コメントとトラックバック、ありがとうございました!
こういう一次資料を掘り出してくるところがワシントン・ポストらしいというか・・・、サスガですね。

お読みになったかもしれませんが、先週発売されたNewsweekの日本語版(6月9日号)の24~16ページに「イラク捕虜虐待隠蔽工作を暴く」という記事が掲載されています。

この記事によると、ブッシュの指示で開始した内部調査は、違法行為が公に成らないように全力を尽くすと同時に、政府・軍部高官を調査対象から外しているために、真相が明らかになる可能性は低いとのこと。

ちなみに、国防総省内では必死の「封じ込め作戦」が行われていて、アブグレイブの実態を調査したアントニオ・タグバ少将の内部報告書について、省内に緘口令を敷いているとのこと。

そもそも、国防総省が上院軍事委員会に提出したこのタグバ少将の内部報告書は、6000ページの内、約2000ページが欠落していたそうです。国防総省は「単なるミス」といっているようですが、欠落部分には極めて重要な記録が含まれていたらしく、それはつまり、グアンタナモとアブグレイブで行われていた超法規的な尋問方法を誰が指揮していたかを示唆するものだそうです。

設置された独立調査団は国防総省が主導するもので、ようするにこれは他でもないラムズフェルドが設置したものですから、自分に責任が及ぶような調査になるはずがない、ということでしょう。

投稿: Eiki | 2004/06/15 14:14:57

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