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2004.02.20

一年前を振り返る

一年前の今日、近づきつつある戦争を危惧して職場の組合で以下の短い声明を出した。言葉足らずではあるけれど、法人化関連の激しい動きの中で、長い文をまとめる時間的余裕が私たちにはなかった。

イラク共和国による大量破壊兵器保持の十分な証拠が国連査察によって見いだされていない状況下においても、その疑いのみを理由として、アメリカ合衆国はイラク共和国に対する武力行使の準備を進めています。

私たち名古屋大学職員組合中央執行委員会は、ここにアメリカ合衆国による武力行使および日本国による戦争協力、そしてあらゆる国の非人道的兵器の保持に反対を表明するとともに、日本国憲法教育基本法名古屋大学平和憲章の精神をあらためて確認し、すべての人々が平和のうちに生きることができる世界を作るために連帯して行動していくことを名古屋大学の全構成員に呼びかけます。


そういった願いも空しく、一か月後に戦争が始まった。一年後の今、振り返ってみると、大量破壊兵器保持という、いわゆる戦争の大義が虚構であったことがほぼ明らかになり、日本の戦争協力の姿勢は派兵によってあからさまになった。

明るい面に目を転じよう。あのころ、通常国会に教育基本法の変更案が上程されるのではないかと言われていたが、それは法人法案審議が長引いたことにより、くい止めることができた。平和のための広汎な連帯が日本各地で、そして世界で強まったことも、私たちがこの目で見てきたとおりである。

来年の今ごろ、振り返る時、これらの「いい面」がもっと強く、大きくなっているよう、力を尽くそう。

2004年 2月 20日 午後 06:26 | | この月のアーカイブへ

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