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2004.02.14

経済制裁は民主化を促すか

2月10日付けの The Irrawaddyビルマの民主化の展望について語る Jose Ramos-Horta 東ティモール外相のインタビューが掲載されています。

ラモス・オルタさんは、アウンサンスーチーさんの拘束が続く現時点で既に行なわれている経済制裁の解除はするべきではないが、拘束解除などの条件が満足されればできるだけ早く経済制裁を解いていくべきだと主張しています。そして、その背後にある一般論として、経済制裁よりも、積極的な経済介入のほうが鎖国状態にある国の民主化には効果的だろうとの考えが述べられています。

I am always ambivalent about economic sanctions. In certain circumstances, I believe that financial economic sanctions and diplomatic isolation are the moral equivalent of waging a war. The difference is only that while a war kills people immediately. Economic and financial sanctions often cause death, but it is invisible because it happens more slowly.

I believe that while sanctions may have a limited impact in punishing a particular regime, it might punish the common people more and it might not induce the changes.


インドネシアによる不当な占拠・抑圧と闘ってきた東ティモールの抵抗運動指導者のこの意見には強い説得力を感じます。

ラモス・オルタさんは、ビルマ民主化への具体的な行程に国連が関与することを提案しています。日本政府が国連中心の国際協調から日米同盟に急激に重心を移そうとしているなか、北朝鮮の民主化を考える上でもこの視点は非常に重要だと思いました。

2004年 2月 14日 午後 08:06 | | この月のアーカイブへ

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