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2004.02.11

続報:オーストラリアの著作権延長

自由貿易協定(FTA)締結により著作権保護期間を20年間延長する件について、今日付けの豪 The Age 紙に記事が出ました。やはり映画・音楽のみならず、文字メディアにも延長が適用されるようです。Libraries caught in copyright changes より:

"The outcome is bad for libraries," said Colette Ormonde, copyright adviser for the Australian Library and Information Association. "It is bad for students. It is bad for researchers. It is bad for all information users."

この著作権法の改変はオーストラリアの国益を損ね、アメリカの大企業を利するだけだとする意見、政府報道官の苦しい弁明などが紹介されています。そして、記事の最後には Project Gutenberg Australia のことも。
[Australian National University law lecturer Matthew Rimmer] said Project Gutenberg Australia, an online respository of public domain works, was likely to be among the first to suffer.

日米間で自由貿易協定締結の話が出た時には、この部分に「パブリックドメインの文学作品をインターネット上で提供している青空文庫が最初の被害者になるだろうと語った」という論評が入るのだなと思うと、なんとも憂鬱な気分になります。

日本では昨年の著作権法改訂で映画の保護期間が延長されましたが、それだけで流れは止まらないと思います。今のうちから意識を高めておく必要を感じます。

米豪間の自由貿易協定締結と著作権に関しては、昨年10月にLessig Blog 日本語版が既に取り上げていました。

2004年 2月 11日 午前 11:44 | | この月のアーカイブへ

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